コロナ渦でリモートワークが進展し、脚光を浴びることとなった「ワーケーション」。グーグル・トレンドでも2019年8月より徐々に増え始め、2020年7月には急激な増加、「ワーケーションプラン」を謳う宿泊施設も現れました。一方で都市圏ではオフィス回帰の動きも進む中、今後の働き方の1つの形として、ワーケーションにはどんな効果があるのか?課題は何なのか?を「地域」「企業」「ワーカー」の視点で本気で考える『ワーケーションDay』を、静岡市自主研究グループ「しずマニ」との共催で開催しました。
当日は、静岡市自主研究グループ「しずマニ」ご協力のもと、静岡市役所内の『茶木魚(ちゃきっと)』を会場として開催しました。「地域」「企業」「ワーカー」の視点から6つのセッション、①誰がワーケーションを求めるのか?(関西大学 松下慶太氏)、②ワーケーション対談(関西大学 松下慶太氏 × MALL中原)、③企業の取り組みから見るワーケーション(日本航空株式会社 東原祥匡氏)、④静岡市について(静岡市自主研究グループ「しずマニ」 大石誠氏)、⑤ワーカー対談(市島あや氏 × MALL稲熊)、⑥情熱はやがて文化になる(デザインオフィス創造舎 山梨洋靖氏)を実施、48名にご参加いただき、大盛況となりました。
セッションの間では「ワークとバケーションの境界線は?」「ワーケーションを阻むものは?」「自身の立場からワーケーションを世に勧めるとしたら?」「私のやりたいワーケーションは?」といったテーマで対話し、セッションでの気づきを内省し合うMALLらしい場となりました。
今回はグラフィックレコーダーの増田彩香氏にもご協力いただき、セッションの様子を後から振り返りやすいようにグラフィックでまとめていただきました。ありがとうございます!
そして、今回のテーマ「ワーケーション」にちなんで、ただ学ぶだけではなく「MALLらしく実際に体験して欲しい」という思いから、現地の方お勧めの観光地や飲食店の魅力の詰まったガイドブックを、参加者特典として事前にお渡ししました。多くの参加者にイベントの前後で立ち寄っていただけたようですが、もしこのレポートから静岡市に興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。
次回は秋頃に「組織開発」をテーマにイベントを開催予定です。ご興味がある方は、ぜひご参加をお待ちしております。